仕事と向き合う 相手を気遣った上手な断り方
仕事と向き合う 相手を気遣った上手な断り方
美咲さん
		人に頼まれると断れないので、困っています。
		誠さん
		他人の依頼に応えてばかりいると、自分の人生をしっかりと送れません。
		それと、断るのは、相手からの誘いであって、相手の人格ではないということです。
だから、断る必要がある時には、きっちりと断りましょう。

美咲さん
		それはそうですよね。
		うまく断るにはどうしたらいいでしょうか。
誠さん
		断る時は、「ごめん」「すいません」といった相手への気遣いの言葉から始めましょう。
理由を言えるようであれば、自分のプライバシーを明らかにしてもいい範囲で、理由を言えばいいでしょう。
ただ、「あなたが嫌いだから。」などと言うのは、あまりにも配慮に欠けています。
やはり、スケジュールの都合や、先約があるといった穏当な事柄を理由にするのがいいでしょう。
あまり興味がない場合には、はっきりそう言った方がすっきりすることが多いでしょう。
美咲さん
		やはり、相手への気遣いは必要ですよね。
		誠さん
		もうひとつは、代替案を示すという方法です。
		美咲さん
		と言いますと?
		誠さん
		たとえば、上司が勤務時間終了間際に急な仕事を依頼してきたら、「無理です。」で終わるのではなく、「明日朝早く来てやります。」とか「今日は○時から伯父と約束があり、断ることができないので、今日はぎりぎりの△時までやって、残りはあすの早い時間に仕上げます。」というように可能な代わりの案を提案するという方法です。
		美咲さん
		なるほど。
		これは相手の立場をできるだけ尊重しようという方法ですから、相手も悪い気はしないですよね。
参考にします。

 
			 
			
