買ってよかったもの 食器洗い機 (必見)思わぬ欠点も

買ってよかったもの 食器洗い機 (必見)思わぬ欠点も
 

美咲さん
システム・キッチンで一番役立っているのはなんですか?

誠さん
食器洗い機です。

美咲さん
理由は?

誠さん
食器を並べて、洗剤をセットするだけで、しばらくすれば、食器がきれいになります。

手洗いするより、ずっと楽なんです。
 


 

とても便利なのに、2014年調べのデータでは、日本での普及率は約28%に留まっています。

なぜでしょうか。

美咲さん
光熱費が高くつくんじゃない?

光熱費はむしろ安くなります。

パナソニックの最新据え置き型食洗機「NP-TH1」では、5人分相当の食器なら、手洗いの約6分の1の水で洗えます。

その結果、手洗いの光熱費は1回約55.6円に対して、食洗機の場合は、約26.7円で済みます。

1日2回毎日使えば、年間約21000円の節約になります。

美咲さん
よごれがきれいに落ちるんですか?

最近の食洗機はかなり性能が良くなっており、ほとんどの汚れは手洗いよりきれいに落ちます。

ただ焦げ付きや乾燥してこびりついた米粒など、予洗いが必要な汚れの種類もあります。

でも、全部手洗いするよりとても楽になります。

特に、仕事で疲れている状態での夕食後の食器洗いには、絶大な威力を発揮します。

本当に助かります。

美咲さん
雑菌とかは大丈夫なのですか?

食洗機は、手洗いではできない70〜80℃の高温洗浄ができるため、除菌効果が高いというメリットがあります。

便利な食器洗浄機について、気になる研究報告を見つけました。

スウェーデン・クイーンシルヴィア小児病院(イェーテボリ)などの研究グループの報告です。

7〜8歳のスウェーデン人の子どもたち1029人を対象に、アレルギー調査を行った結果、食器を手洗いする家庭の子どもの23%に湿疹が、1.7%に喘息がみられたのに対し、食洗機を使用する家庭ではそれぞれ38%、7.3%で前者より多いというものです。

食器洗浄機が食器を清潔にしすぎるために、子どものアレルギー耐性が弱くなっているのではないかということです。

人間は生まれて数年は、土や水や動物に触れ、いろいろなものを口にすることで免疫系が育ちます。

この時期、小さな病気が多いのは当然のことであり、だからといって、清潔にしすぎると、免疫系の育ちが悪くなります。

清潔もほどほどに、ということですね。

まとめ
 生まれた子どもが数年経つまでの間は、食洗機の使い方は注意する。
 そのような子どものいない場合は安心して使いましょう。