「関根勤の世代間ギャップラジオ」を聞いて(2)
Sherryさんが自分のミレニアル世代について詳しく語ったところもとても興味深かったので、ここに書いておきたい。
ミレニアル世代は、1981年〜1990年代なかばごろまでに生まれた世代のこと。
Millennium(千年紀)を迎える2000年以降に成人や社会人になったことに由来する。
Sherryさんは言う。
「ミレニアル世代って、実はあのバブルがはじけた後の世代で、コロナも子育てしながらのコロナを経験したりとか、リーマンショックも経験してたりとか、今のいろんなその世界的なポピュリズムだったりとか、政治のとても不安定な状況を真ん中で感じている世代なんです。
だから豪邸に住みたいなんて、誰も思ってないですよ。本当に。
とりあえずもう家を建てられるように、ローンが組めるような仕事について、子供もなんかこう、ちゃんと元気に育って、ちょっと習いごとなんかもできたら嬉しいなあみたいな、割と堅実な人が多いんです。
就職氷河期も20年続いたんで、就職氷河期世代です。
大変だったんですよ。
学校に入るのも大変でしたし、高校も大変でしたし、大学も大変でしたし、ずっと苦労してたみたいなんですよね。」
それで、「楽しい瞬間ありますか?大丈夫ですか?」と聞かれると、「逆にすごく平和が楽しいんです。不安がないというか。」だからコロナとか来た時も「よしふんばるぞみたいな。
なんかそれを超えてから、なんかなんでもやれる気がするみたいな。」と言っていた。
聞き手も「根性感がすごい。」と相づちをうっていた。
Sherryさんの人生を前向きにとらえ、頑張った経験を自信にして、堅実に生きるたくましさに心を動かされた。