あなたは、愛する人のすごい所を100個言えますか。TVドラマ「僕らは奇跡でできている」より。

登場人物

大学講師の相河一輝

歯科医師の水本育実

小学生の虹一くん

 

水本 「そう言えば、本当に虹一くんのすごいところ100個も言えるんですか?」

相河 「はい。虹一くんに言いました。」

相河 「水本先生のすごいところも100個言えます。」

水本 「えっ?」

相河:「時間を守ります。

歯の治療をします。

歯をきれいにします。

クリニックの院長です。

子供達に歯の勉強会をします。

紙芝居を作れます。

リスの橋を作るのを手伝ってくれます。

作業が丁寧です。

歩くのが速いです。

ギョーザの形を揃えられます。

よく食べます。

箸を上手に使えます。

会ったとき「こんにちは」って言ってくれます。」

水本 「ちょっと待ってください、それって誰でもできる事なんじゃないですか?」

相河 「誰でもできる事はできてもすごくないんですか?

 

 

場面は変わって虹一くんの家。

虹一の母親 「ダメは母親でごめんね。」

虹一 「ダメじゃない。

お母さんの凄いところ100個言えるよ。」

虹一:「朝、起こしてくれる。

ご飯を作ってくれる。

掃除をしてくれる。

洗濯をしてくれる。

歯ブラシの先が広がったら替えた方が良いって言ってくれる。

もしもの時のためにベランダからロープで逃げる練習をしてくれる。」

虹一の母が虹一を優しく抱きしめる。

 

 

人のいい所を言うとき、誰でもできる事を言ってはいけないと何となく思ってしまいます。

と言って、人より優れた所はそうそうあるものではありません。

だから、人のいい所はいくつも言えません。

でも、愛する人のいい所はたくさん言いたい。

「誰でもできる事はできてもすごくないんですか?」

この一言にとても感動しました。

 

このことは自分にも当てはまります。

自分のいい所を100個言って、自己肯定感を持ち続けましょう。

それが、幸せになる秘訣です。