結婚すると、生活環境が大きく変わります。

親と同居で、家事は親がやっていた場合は、特にそうです。仕事だけでなく、家事もしなければなりません。

男性の場合、自分の父や祖父が家事をする姿を見たことがないと、家事は妻がするものと悪気なく思ってしまっているかもしれません。

そんな状況で、共同生活を始めるわけですから、夫婦の話し合いは必要不可欠です。

家事の分担に成功している夫婦の多くは、最初に明確なルールを、明確な理由のもとに決めており、男性の家事スキルが低い場合には、そのスキルを高めていく、というやり方をとっています。

いいやり方です。

特に家事をしたことがない男性は、家事が最初しんどいかもしれませんが、家事のスキルがついてくれば、新しい喜びも見つけられると家事を前向きとらえることが大事です。

家事のスキルを高め、仕事のキャリアとともに家庭のキャリアをつければ、仕事と同様に、家庭でもより自由にマネジメントでき、人生をより楽しく生きていけるということを心に刻みましょう。

女性は、特に家事をやったことがない夫に対しては、多少の失敗は大目に見るようにしましょう。

指摘する時も、頭ごなしに怒るのではなく、「お願いね。」というような形で伝えて、夫のやる気をなくさないようにしましょう。

実家、ファミリーサポートセンターや家事代行サービスなどに助けを求めることもいい考えだと思います。

こういった知恵を夫婦で出し合うようになれば、楽しいですし、夫婦関係もさらに良くなります。

専業主婦世帯でもここで話し合ったことはほとんど変わらないと思います。