「関根勤の世代間ギャップラジオ」を聞いて(1)

高齢化社会、高齢化社会と言われてきたんですけど、でも高齢者もいろんな世代があって、原田さんはシニア世代を七つに分類している。

なるほど、面白いと思った。

 

今年95歳(1930年)から91歳(1934年)の昭和ヒトケタ世代

中学時代に633制、小学校六年生、中学校三年生、高校三年生というのができた時代。

巨人戦観てビール飲んで、ちゃぶ台ひっくり返して、飯、風呂みたいなことを言う猛烈世代。

 

今年90歳(1935年)から86歳(1939年)の戦後焼跡世代

石原慎太郎・裕次郎兄弟の時代。白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫の三種の神器を買うためにみんな一生懸命働いた時代。

 

 

今年85歳(1945年)から79歳(1946年)のキネマ世代

日本映画が一番全盛期っていうことで、あの映画スターがいっぱい出たっていう時代。

浅草とか映画館とかばっかりで、映画がものすごい時代。

 

今年78歳(1947年)から76歳(1949年)の団塊世代

ビートたけしさんとか上沼恵美子さん世代。学生運動の時代。すごい政治についてあつかった時代。

アメリカの影響を受けて、アイビーファッションなどがはやった時代。

 

 

今年75歳(1950年)から65歳(1960年)のしらけ世代 

なんか楽しい方向に舵を振ろうとする時代。 

ファッションと自由の時代。 

イッセイミヤケとかDCブランドブームの時代。 

キャンパスでも楽しく過ごそうとする時代。

 

今年64歳(1961年)から60歳(1965年)の新人類世代

1990年、新人類って言葉が新語流行語大賞特別賞に選ばれ当時の流行語だった。

それで、上の人が付き合いにくい、つきにくいってね、何考えてんのかわかんないと言っていた時代。

 

今年59歳(1966年)から55歳(1960年)の1億総中流時代

みんなが給料上がって、みんなが中流意識を持っていた時代。

思春期とかいい時代を生きた人たちの時代。

ネプチューンさんとかクリームシチューさんの時代。

 

 

若い人と中年シニアがどのように付き合えばいいかについて2つ面白いと思った意見があった。

①若い人と中年シニアが距離を縮めやすい時代になってきているので、ぐっと距離を近づけてコミュニケーション取った方が良い。

間違えた時にごめんって謝ればいいんですよ。

「それはセクハラですよ。パワハラですよ。」って言われると、「うそ、ダメなの。ごめん、ごめん。」って言う人には誰もおこらない。

だけど、「いや、面倒くさい。何も喋れないじゃん。」って言われると、こっちも何も言わないってなる。

 

②あのその世代を絶対否定しちゃいけない。

例えば、若い世代とデジタルの話をしてわからないとき、

「や、すごいね。今ね、便利になったよねってね。私たち、それなかったから、大変だったんだ。渋谷でさあ、もう携帯がないからさ、もうすれ違って、すれ違って、結局会えなかったときあるんだよ。」とかいう風に肯定で話をすれば良い。

 

 

どちらも参考になった。