たとえば、災害でとてもすてきな人が若くしてなくなったりした時、なぜあんなにすてきな人が犠牲になるのかと不合理に思ってしまいます。

そんな時は、それは天命だと考えるようにしています。

ここでいう「天命」は単に天からの命令と考えてください。

「天」も単に人間を超えたものと考えてください。

不合理なことがどんな意味を持つのか普通の人にはすぐには分かりません。

生きていく中で、あのことはこんな意味があったのかなと分かる時期が来ます。

それまで、待つための方法として、私は「天命」だから受け入れようと考えることにしています。

考えても分からないことをいつまでも考えても仕方がありません。

分かる時期が来るまで、置いておきましょう。

「天命」と考えるのは、そのための手段です。

もちろん、「天命」の本来の意味とはちがいますが、

人生にプラスになればそれで良いと思います。