悩み相談 妻に、「仕事と家族どっちが大事なの?」と言われた (仕事の重要さの観点から)
悩み相談 妻に、「仕事と家族どっちが大事なの?」と言われた (仕事の重要さの観点から)
美咲さん
上司が妻に、「仕事と家族どっちが大事なの?」と言われたので、「あなた仕事ばかりで家族のことをすっかり忘れてるじゃない。」と非難されているように思い、「おいおい家族のことも考えているよ。」と言ったら、夫婦げんかになったと言っていました。
誠さん
夫婦げんかになったという点は、「結婚」のところで考えるとして、「仕事と家族どっちが大事なの?」というところにしぼってお話をしましょう。
美咲さん
分かりました。
誠さん
昔は、仕事ができているから家族は飯が食える、というように仕事を重視する考えが支配していたような気がします。
しかし、今は2つを同列と考えるか、家庭の方が大事と考えるかのどちらかだと思います。
美咲さん
私もそう思います。
誠さん
いずれにしても、仕事も家庭もいずれも大切なものなので、両立させなければなりません。
家族旅行、子どもの勉強・しつけ、親の介護、家族の病気などのことで夫婦が話し合いになった時、「仕事が忙しい。」と言っていつも夫が主体的に関わろうとしなければ、結婚生活は成り立ちません。
美咲さん
でしょうね。
誠さん
子どもにとって、父親も母親も一人しかいません。
他に代われる人はいません。
夫にとって妻は、妻にとって夫は、やはり一人しかいません。
それに対して、会社にはその仕事を代わってできる人はいます。
仕事も大事ですし、仕事を通じて社会的使命を果たすことは大きな生きがいにはなると思いますが、やはり、この世で最も大事なものは「家族の絆」ではないでしょうか。
会社を退職してから20年か30年後に天寿を全うする時、あなたの臨終に立ち会い、最も悲しんでくれるのは家族であって、会社ではないですよね。
美咲さん
やはりそうですよね。
誠さん
夫婦ともに「家族の絆」を第一に考えて、仕事にもなるべく影響が出ないように、お互いが協力していくというのが一番いいのだと思います。
ここでもふだんからそんな話しもして、共通認識を持っておければ、ベストです。