香本裕世さんは、その著書の中で、「好き」のレベルを「娯楽」「趣味」「特技」に分けています。

「娯楽」は単なる息抜きで、受動的です。

「趣味」は、自分の時間やお金を使って能動的に働きかけるレベルです。

その趣味が他人に負けないレベルまで向上すると「特技」になります。

好きの程度が「娯楽」や「趣味」の程度であれば、仕事にするのはやめた方が良いと思います。

「特技」になってはじめて、仕事にするかどうか問題になります。

「特技」が「仕事」になるには、たいへんな道のりがあります。

いろいろな苦労があります。

　結局仕事にできるかどうかは、好きレベルが本当に高まって、いろいろな苦労が苦労でなくなり、むしろ苦労を楽しむことができるというほどまで心底好きかどうか、だと思います。

能力によって成功の程度はもちろん異なりますが、そこまで心底好きで苦労もいとわないで続けることができれば、それなりに仕事としてやっていけるでしょう。

バンドの収入だけでやっていけるかどうかは分かりませんが・・・　

そうですよね。そこまで、心底好きかどうか、ですよね。