幸せになるにはどうしたらいいの?
幸せになるにはどうしたらいいの?
お金持ちになればいいの?
お金持ちでも不幸な人はいますし、お金持ちでない人でも幸せに暮らしている人はたくさんいます。
社会的な地位が高くとも不幸な人もいますし、社会的な地位が高くなくても、幸せな人もいます。
それは、物事をプラスに考えることです。
人って、いいこともあったのに、いいことを忘れて、悪いことばかり思い出してしまいます。物事をマイナスに考えてしまいがちです。
たとえば、旅行から帰ってきた時、「ワー、楽しかった。」と思わないで、「はぁ-、疲れた。」と思ってしまうというようなことです。
ふたりの囚人が
鉄格子から外を眺めた。
ひとりは泥を見た。
ひとりは星を見た。
(フレデリック・ラングブリッジ アイルランドの作家)
ひとつの教訓として、スティーブ・ジョブズさんの人生を見てみましょう。
彼は、Apple IIで大成功を収め、自宅からスタートしたアップル社は、シリコンバレーを代表する企業になります。
彼は25歳でフォーブスの長者番付にのり、27歳でタイムの表紙を飾ります。
そんなアップル社が過剰在庫で赤字になった時、ジョブズは社内を混乱させたとして役職を解任され閑職へ追いやられ、ついには、アップルを辞めることになります。
自分の自宅から始まった会社を事実上追い出されたのです。最悪です。
でも、このことが彼にとっては非常によかったのです。
彼は、赤字に苦しむアップル社の経営問題から解放され、ピクサー・アニメーション・スタジオを設立し、NeXT Computerを作ります。
創造的な活動に専念できたのです。
また、この過程で、最愛の奥さんとも巡り会います。
最悪と思われた役職解任が、幸せのきっかけを作ったのです。
ここに、人生のおもしろさがあります。
悪いことが起こっても、それが本当に悪いことかどうかを分からないということですね。
悪いことが幸せのきっかけになることもあるんですね。
なんか勇気づけられますね。
調子に乗って、もう一つ行きましょう。
昔、お年寄りの馬が隣国に逃げてしまったが、名馬を連れて帰ってきた。
その息子がその馬に乗っていて落馬し足を折ったが、おかげで隣国との戦乱の際に兵役をまぬがれて無事天寿を全うしたという話があります。
そうです。悪いと思ったことがいいことの原因になり、いいと思ったことが悪いことの原因になっています。
あることがよかったのか、悪かったのかは、結局天寿を全うしないと分かりません。幸運もそんなに喜んではいけないし、不幸もそんな悲しむ必要はありません。
そうだとするならば、どんな状況でもプラスの考え方で、楽しくやろうじゃありませんか。
悪いことが起こっても、いいことの原因になると考えましょう。
涙とともにパンを食べたものでなければ、
人生の味はわからない。
(ゲーテ ドイツの詩人)
本当の苦しさ・つらさを知っている人だけが、本当の幸せというものを知ることができるのかもしれません。
だとするならば、本当に苦しい時こそ、これで、本当の幸せを味わえると考えましょう。
どんなときも、プラスの考え方でやっていけたらなあと思います。どうしたら幸せになるかについては引き続き考えていきましょう。
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