生きる知恵 苦しいときに必要なものは何か。
生きる知恵 苦しいときに必要なものは何か。
美咲さん
苦悩でユーモアを忘れてしまいました。
誠さん
気持ちは分かります。苦しいときユーモアなんか出てきませんよね。
美咲さん
そうです。
誠さん
しかし、今では、笑うが痛みをやわらげるとか、免疫力を強くすることが科学的にも証明されています。笑うことが治療法として成立しています。
美咲さん
と言われましても・・・
誠さん
苦しいときのユーモアと言えば、漫才師、島田洋七さんの祖母、がばいばあちゃんを思い出します。
その名言をいくつか紹介します。
人がこけたら笑え。
自分がこけたらもっと笑え。
人はみんなこっけいだから。
貧乏には二通りある。
暗い貧乏と明るい貧乏。
うちは明るい貧乏だからよか。
それも、最近貧乏になったのと違うから、
心配せんでもよか。
自信を持ちんしゃい。
うちは、先祖代々貧乏だから。
そして、由緒ある貧乏だから。
「ばあちゃん、腹減った」
「気にするな。気のせいや。」
美咲さん
自分の境遇を明るく笑い飛ばすユーモアが生きる活力になっていますね。
私も見習いたいです
誠さん
また、がばいばあちゃんは、「どうして前向きなのか?」という質問に対して、「後ろ向きだと歩きづらい。」と。
美咲さん
さすがですね。うまい。
誠さん
最後に夜と霧の著者、フランクルの言葉を紹介します。
深刻な時ほど笑いが必要だ。ユーモアの題材を探し出せ。そこに現状打破の突破口がある。