上手に新人を育てるにはどうしたらいいですか。 8つのコツ
悩み相談 上手に新人を育てるにはどうしたらいいですか。 8つのコツ
美咲さん
		新人を指導することになりました。何かアドバイスいただけますか。
		誠さん
		連合艦隊司令長官の山本五十六の有名な名言をまず紹介します。
		やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ
誠さん
		まず、自分自身が手本を見せ、そのコツをしっかりと教え、できたらほめてあげないと、部下は動かないというのです。
ということで、第1に、手本を見せましょう。自分ができないことを後輩にさせるのは無理です。
第2に、仕事のコツをできるだけ分かりやすく具体的に教えることです。失敗談などもすると分かりやすいだけでなく、親しみももってもらえます。
第3に、良いところはどんどんほめていくことです。ミスを犯したときも、よい部分もあるはずなので、そこはしっかりとほめましょう。

美咲さん
		なるほど。
		誠さん
		第4に、相手の話をよく聴くということです。しっかりと聴くことによって、相手も自分のことを理解しようとしてくれていると分かり、信頼関係を築きやすくなります。信頼関係がないところに指導は成立しません。
第5に、たとえば失敗したときに、叱るのも良いですが、ポイントを突いた上手な質問をし、自分でどこがいけなかったかを冷静に考えさせることがさらに重要です。
第6に、新人に対する指導を余分な負担と後ろ向きに考えるのではなく、教える自分にとっても成長のチャンスになると前向きにとらえましょう。

美咲さん
		そうですよね。
		誠さん
		第7に、相手の立場に立って教える。そのために、相手の性格、能力などを的確に把握する必要があります。
第8に、やさしく教える。相手が萎縮してしまったら、うまくいきません。
美咲さん
		分かりました。ありがとうございました。
		 
			 
			
