落ち込んだ時は、「あなたの幸せはどこにある？　自分に問いかけよう」で話しているように、「幸せはどこにでもあるけれども、他人の幸せはあくまで他人のものである。自分の幸せは自分のところにあって、もうすでに手にしているんだ。」ということを思い出してください。

そして自分の幸せな点を思い出してください。

詳しく見ていけば、いくらでも出てくるはずです。

あと、うらやましく思ったことについてもう少し見ていきましょう。

華やかな外見からうらやましく思うことが多いのですが、その後ろにどんな苦労があるのかは当事者でないと分かりません。

北野武さん（お笑い芸人、映画監督）の次の言葉を見ましょう。

よく考えれば、華やかな外見の後ろにはたいていたいへんな努力、苦労があるものです。

また、成功のために犠牲にしたものもきっとあるでしょう。

「家政婦は見た」というドラマでも、幸せそうな家族にドロドロしたものがあったりもするかもしれません。

他人のことは正直よく分かっていません。

じぶんがうらやましく思っていることが本当にそうなのか、その後ろにはどんな苦労があるのか、どんな事実があるのか、なんて分かりません。

そんな不確かなことで心を曇らせるのは、ばかばかしいことです。

それよりも、自分の幸せを再確認しましょう。

そんなときは、その人を励みにすれば、いいのです。

人間ですから、良いように考えられる時もあれば、悪いようにしか考えられない時もあります。

悪いようにしか考えられない時は、心を休めるようにしましょう。